マンデビラ





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開花時期は地域によって異なりますが、5月から11月です。

置き場所・日当たり
 太陽の光が大好きです。日光が充分に当たるところに置いてください。日当たりが悪いと花が咲かなかったり、生育不良で葉が黄色くなることがあります。植え付け後、大体1ヶ月半~2ヶ月ぐらいで花が咲きます。
ただし、鉢植えは真夏には遮光したほうがよいでしょう

水やり
本来は乾燥気味を好み、水をやりすぎると根が腐ってしまうのですが、夏になると高温と生育旺盛なのと鉢が小さいのもあって、水切れが置きやすくなります。
 水やりは土の表面がしっかり乾燥するまで待ち、土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。
一回水切れを起こすと花が止まります。夏も葉水として葉っぱにも水を掛けることで乾燥を防げます。
乾燥には比較的強いが過湿には弱いため、水のやりすぎには注意してください。水はけの良い土であれば雨が続いても大丈夫です。
梅雨時・冬期には、ほとんど水を与えなくてもかまいません。
秋から徐々に水やりの回数を減らして 冬はやや乾燥気味にします。
水をやりすぎると腐ってしまいます。乾燥気味に管理します。土が乾いてから数日たって水をやるという感じです。一ヶ月に一回とかその程度です。



施肥
マンデビラは多肥を好みます。
普通の植物は窒素が多いと葉っぱばかりで花が咲かない状態(ツルボケなど)になるのですが、マンデビラは、窒素を好みますので、肥料は窒素(N)を多めに与えてください。
緩効性の肥料と液体肥料を併用しましょう。
2週間に1回、液体肥料を施します。その後も同様に、2~3カ月ごとに粒状肥料を根元にばらまきます。
マンデビラは、肥料切れすると葉色が薄くなり、蕾の数が減り始めますので、注意しましょう。
越冬させるときは、土中に肥料が残っていないほうが好ましい。秋(九月以降)に液肥をストップさせます。


病害虫
 病気には強い品種ですが、アブラムシ・ハダニ・コナジラミ・ヨトウムシ等が付く場合があります。花期(6月?霜の降りる前まで)の間に2回程度薬剤散布を行ってください。1回の分量は、葉からたれるぐらいたっぷりとかけてください。

越冬について
 気温の目安は5℃くらいです。霜の降りる前に、地上部20~30cmくらい残して、切り戻しをして屋内で管理してください。気温が下がると落葉しますが、翌年暖かくなると、また芽が出てきます。
寒さに弱く10℃を切ると生育が衰えたり枯れることもあります。11月頃には室内に取り込んで窓辺の日当たりのよい場所で育てましょう。冬でも15℃以上の気温があり、日当たりもよければ花が咲くことがあります。
越冬させるときは、土中に肥料が残っていないほうが好ましい。秋(九月以降)に液肥をストップさせます。

植え替え
根が非常によく張るので小さな鉢に植えているものは1年に1回植え替えが必要です。植え替えの適期は4~5月で、新芽が伸びてきて気温が充分に確保(10~15℃程度)できるようになってから行います。古い土を軽く落としてから一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。購入した苗を植え付ける場合、芽の先端を摘んでワキから芽を出させます。 

用土
水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土など。

増やし方
挿し木します。
高温期ならいつでもできますが、9月までに行えば翌年開花します。
元気のよい枝で葉を3枚程度つけて下葉を1枚落としたものを挿し穂にします。
葉を半分に切り、茎の切り口を30分ほど水に浸します。
さし木専用用土にさしましょう。
(水はけのよい市販の培養土、もしくは赤玉土(小粒):腐葉土=7:3に混ぜたもの)
十分に水をやり、半日陰で管理すれば、約15日で発根します。
3~4週間ほどで根が伸び始めます。

発根すれば鉢上げし、伸び始めれば摘心して分枝を促します。伸びた枝は支柱に誘引します。越冬した古株は4~5月に一回り大きな鉢に植え替えます。
なお、マンデビラは種苗登録されたものが多くあります。営利目的の増殖は禁止されていますので注意しましょう。

摘芯でツタが伸びる

他の植物同様に摘芯することで脇芽を増やし、花を増やすことが出来ます。摘芯しても肥料や日光が少ないと思うように効果が出ません。